【Monthly Report】Elephant FX Original 2024年7月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original 2024年7月の運用結果をご報告します。

FX会社は、BIgbossの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 300,000円
設定 SF01 USD JPY Long & Short 0.03lots
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 ▲234,984円(21,189円)
内訳 SF01/Long & Short 1,284円(ー円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 40,144円(8,542円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 5,166円(ー円)
内訳 SF02 EURUSD/Short ▲275,128円(12,647円)
月利     ▲ 91.7% (7.0%) 
取引回数        145回(198回)
勝敗 97勝48敗(41勝16敗)
勝率            33.1% (71.9% )
プロフィットファクター 0.31 (3.64 )
リスク・リワード 0.09:1.0
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPYLong  SF02 USD/JPYShort  SF02 EUR/USDShort
1 23 20 10
2 6 3 5
3 3 3 1
4 1 1 2
5     3
6 1   1
7      
8      
9 1    
10      
11     1

市況概況

7月の世界金融市場は、米国経済の動向を中心に、大きな変動を見せました。
月初から中旬:
世界の株式市場は上昇基調で始まりました。米国の消費者物価指数が予想を下回り、9月の利下げ観測が強まったことが主な要因です。また、トランプ前大統領の再選への期待や経済の軟着陸シナリオへの楽観的な見方も、市場を後押ししました。
中旬以降:
しかし、中旬を過ぎると市場の雰囲気が一変します。米政権による対中半導体規制強化の検討報道が伝わり、ハイテクセクターに動揺が広がりました。さらに、大手ハイテク企業の決算内容が市場の期待に応えられず、ハイテク株を中心に売りが加速しました。
月末:
月末にかけて、再び市場心理に改善が見られました。FRBのパウエル議長が9月の利下げ可能性に言及したことで、投資家のリスク選好姿勢が回復し、株価は反発しました。

日本市場:
7月31日、日本銀行は金融政策決定会合で重要な決定を下しました。政策金利を0~0.1%から0.25%程度に引き上げ、さらに国債買い入れの段階的な減額計画を発表しました。この決定を受け、銀行株が買われる展開となりました。
また、米国の対中半導体規制強化の検討において、日本が除外される見通しが報じられたことも、日本の半導体関連株の上昇を後押ししました。

ドル円

ドル円:
2024年7月のドル円相場は以下の範囲で推移しました:

高値:7月3日の161.95円
安値:7月31日の149.60円
月間の変動幅は12円35銭でした。

ドル円相場は、月初に161.95円の高値をつけた後、大幅な円高修正が進みました。月末の日銀の金融政策変更を受け、149.60円まで円高が進行し、月間で12円35銭もの大幅な変動となりました

ドル円週足チャート

161.2まで上昇

ユロドル

2024年7月のユーロドル相場は以下の範囲で変動しました:

高値:7月17日の1.0948ドル
安値:7月日の1.0710ドル
1ヶ月の値幅は238ポイント(0.0238ドル)でした。

ユーロドル相場は比較的安定した動きを見せ、1.0710ドルから1.0948ドルの範囲で推移しました。

ユロドル週足チャート

・レンジ相場継続

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から75ヶ月経過しました。

ユーロドルが全損しています。
ユーロドルが全損するのは過去のフォワード期間内で2度目です。

まとめ

7月の世界金融市場は、米国の経済指標や金融政策の動向、地政学的リスク、そして日本の金融政策の転換など、多くの要因が絡み合う中で大きな変動を見せました。特に為替市場では、日銀の政策変更を受けて劇的な円高修正が起こり、今後の日本経済と世界市場への影響が注目されています。



2024年7月の金融市場は、例年の「夏枯れ相場」とは一線を画す、激動の展開となりました。

月末には、FOMC(米連邦公開市場委員会)、日銀政策決定会合、米雇用統計という3大イベントが集中し、世界のマーケットに大きな衝撃を与えました。その結果、世界同時株安が発生し、特に為替市場では「日銀ショック」と呼ばれる劇的な円高ドル安が起こりました。

具体的には、日経平均株価が一日で4,000円以上の大幅下落を記録し、ドル円相場も150円近辺から140円まで急落するという、極めて異例の動きを見せました。この激しい変動は、市場参加者に大きな衝撃を与え、その影響は現在も続いています。

今後しばらくは、経済指標の発表や各国要人の発言に対して、市場が敏感に反応する可能性が高いでしょう。このような不安定な相場環境下では、自動売買システムの運用にはリスクが伴います。

したがって、一度資金を引き出し、相場から距離を置くことをお勧めします。この機会に夏休みを取り、心身ともにリフレッシュすることで、将来の投資判断に備えることができるでしょう。

暑さが続く折、くれぐれも体調管理にはご留意ください。同時に、資金管理にも十分な注意を払い、慎重な姿勢を保つことが重要です。

この夏の相場は、金融史に残る大きな転換点となる可能性があります。落ち着いた環境で市場を観察し、次の投資機会に備えるましょう。

それでは、また。