【Monthly Report】Elephant FX Original 2023年3月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original の2023年3月の運用結果をご報告します。

証券会社は、GEM FOREXの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 300,000円
設定 SF01 USD JPY Long & Short 0.05lots
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 ▲98,554円(292,985円)
内訳 SF01/Long & Short 9,637円(7,553円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 111,747円(78,444円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 40,520円(46,774円)
内訳 SF02 EURUSD/Short ▲260,458円(160,214円)
月利       ▲32.8% (97.6%) 
取引回数         402回 (262回)
勝敗 263勝139敗 ( 171勝91敗 )
勝率            65.4% ( 65.2%)
プロフィットファクター 0.75 (2.63 )
リスク・リワード 0.37:1.00
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPYLong  SF02 USD/JPYShort  SF02 EUR/USDShort
1 25 15 24
2 15 14 6
3 8 5 3
4 4 2 4
5 6 3 3
6 2 2 3
7 1 2  
8 1    
9      
10 1    
11     1

市況概況

3月の世界の株式市場では、米中堅銀行の相次ぐ経営破綻や、経営不安が高まったスイス金融大手が救済買収されたことなどを受けて、投資家のリスク回避姿勢が強まり、中旬にかけて株価は下落しました。しかし、米政府などを中心に迅速に支援策が発表されたほか、経営破綻した米中堅銀行の買い手が見つかったことなどもあり、月末にかけて金融システム不安は和らぎました。なお、欧米では利上げの打ち止め観測などから、長期金利が低位で推移しました。こうした流れを受けて、世界の株価は米国を中心に月末にかけて上昇傾向となりました。

ドル円

2023年、3月の高値は、3月8日の137.91、安値は3月2日の129.64で8円27銭の間で推移しました。

月初に米中堅銀行の破綻、クレディスイスの経営不安で円高に進み約7円の下落。
その後は、金融不安が和らぎ、米長期金利も低下したことで上昇。

ドル円週足チャート

・22年10月からの下落トレンドの勢いが弱まる

ユロドル

3月の高値は、3月23日の1.0929、安値は3月15日の1.0516で1ヶ月の値幅は413ポイントでした。

金融システム不安で利下げ観測が強まり、1ヶ月かけてドル安に進む。
安値1.05前半から約400pips上昇して1.09台に乗せて終了。

ユロドル週足チャート

・長期の下落トレンド終了の可能性あり
・1.10中盤が上値抵抗線

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から59ヶ月経過しました。
金融システム不安でボラティリティが高く、大きな値幅を伴って一方方向に進むことが多い相場が続いています。

そのような中、ユロドルがFOMC前後で上下に振れて最終的にはドル安に進んだ際にショートポジションを積み上げて全損しました。

まとめ

3月の運用結果をまとめると、
・米国、欧州で大手、中堅銀行の経営不安でボラティリティの高い相場
・ドル円は円高→円安、ユロドルはドル安
・ユロドルがショートポジションを積み上げて全損
・ヘッドラインに敏感に反応して値幅も大きく動く相場が続く

という結果でした。









3月は、米国の中堅銀行が経営破綻、欧州大手のクレディスイスが財務状況に不安を抱え筆頭株主が全株売却のヘッドラインから株価が大きく崩れて下落しました。
その影響でドル円は円高に、ユロドルはドル安に急激に動きボラティリティの高い相場環境でした。

政府が介入し早急な手当てをしたので、どちらも買い手が見つかり今のところ不安は払拭されつつあります。

しかし、まだ完全に火が鎮火したかは分かりません。
ユロドルがこのボラティリティの高い相場に飲み込まれてFOMC後に全損しました。
停止期間だったので、被害を受けた方はいないと思いますが、相場急変するとすぐにリスクが高まることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

今後もこの不安な状況は続くでしょうから、リスクが高まった時はすぐに自動売買システムを停止して対応していきましょう。


それでは、また。