【Monthly Report】Elephant FX Original 2022年11月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original の2022年11月の運用結果をご報告します。

証券会社は、GEM FOREXの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 300,000円
設定 SF01 USD JPY Long & Short 0.05lots
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 246,661円(320,247円)
内訳 SF01/Long & Short 5,835円(9,064円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 184,470円(61,379円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 9,559円(85,356円)
内訳 SF02 EURUSD/Short 46,797円(164,448円)
月利         82.2% (106.7%) 
取引回数         296回 (296回)
勝敗  198勝98敗 ( 201勝95敗 )
勝率            66.8% (67.9%)
プロフィットファクター 2.90 (2.54 )
リスク・リワード 1.44:1.00
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPYLong  SF02 USD/JPYShort  SF02 EUR/USDShort
1 24 6 15
2 16 1 9
3 6 5 8
4 4 1 6
5 3   1
6 2 1 4
7 1    
8 1    
9 1    
10      
11 1    

市況概況

11月の世界の株式市場では、米政策金利のピークが上振れするとの懸念などから、株価は下落して始まりました。しかし、米消費者物価指数の伸びが予想以上に鈍化したことや中国のゼロコロナ政策の一部緩和などにより、中旬にかけて株価は上昇しました。その後は、米利上げの継続が意識される場面もありましたが、月末には、FRB(連邦準備制度理事会)のパウエル議長が12月にも利上げペースを和らげる可能性があると述べたことを受け、一段高となり、月間では株価は総じて上昇しました。

ドル円

11月の高値は、11月1日の148.82、安値は11月28日の137.49で11円4銭の間で推移しました。

11月10日の米国のCPIの結果を受けて、ドル円は急落しました。インフレが鈍化していることが確認され、日米の金利差が縮小するとの見方から円が買われて138円台まで急落しました。その後もインフレ鈍化が確認できる指標の結果やFRB高官の発言で137円中盤で終わりました。

ドル円週足チャート

・日足の200MA付近まで下落
・今の水準を下回ると下落トレンドに転換の可能性あり

ユロドル

11月の高値は、11月28日の1.0496、安値は11月3日の0.9730で1ヶ月の値幅は766ポイントでした。

こちらもCPIの結果を受けて、ドル売りになっています。1.05手前まで上昇して揉み合っています。
インフレ鈍化が進むようなら、更にドル売りが進む可能性があります。

ユロドル週足チャート

・下落トレンド終了の可能性あり
・0.96からの切り返しで1.05手前まで上げるも上昇一服

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

11月は2,3日のFOMCと10日のCPIで大きく動きました。
円買い、ドル売りで逆張りでナンピン数が多く、取引回数も過去の平均よりも約100回以上、多く取引されました。
積み上がったものが戻って利確し、高いパフォーマンスを継続しています。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から55ヶ月経過しました。
月間利益は、9月33万円、10月32万円に次いで26万円とハイパフォーマンスでした。

資金の推移も今年は、2021年以前に比べて増加スピードが速くなっています。

まとめ

11月の運用結果をまとめると、
・ドル円はCPI以降、約10円の円高に進む
・ドル円は日足の200MA付近に到達し、トレンド転換になるか重要なポイント
・ユロドルはCPIの結果を受けてドル売りで上昇
・9月、10月に続いてハイパフォーマンスで着地

という結果でした。




10月21日に152円に到達した後、11月15日に137円まで円高に進みました。
1ヶ月経たずに15円の円高です。

11月10日に発表された米国のCPI(消費者物価指数)は、7.7%、コア6.3%とインフレがピークアウトしているという見方から株、為替ともに大きく動き、為替は日米金利差の縮小という見方から円が買われています。

12月の利上げはペースダウンの0.5%が濃厚で来年もインフレの鈍化が見られればターミナルレートは5%前後と予想されています。これによってドル円が円高に進むのか、そのスピードはどの程度なのかを考えなくてはなりません。

年末まだ円高へ進む可能性があるので、このまま自動売買システムは停止をして年が明けて落ち着いてからスタートすることをお勧めします。

12月のマンスリーレポートは年が明けてからになりますので、今回が今年最後のマンスリーレポートになります。

今年1年のOriginalは、過去に比べて非常にハイペースで資産が増加しました。
金融引き締めによるボラタイルな相場環境でも資産を増加させることができたことで一安心です。
来年はどのような相場になるか、まだデータを確認してみないと分かりませんが、引き続きボラタイルな相場環境は続きそうです。
トレンドが転換した場合の各通貨ペアの方向についても考える必要がありますので、年明けのスタートまでには、方針を出したいと思います。

本年も本当にありがとうございました。
年末年始、健康管理に気をつけてください。

少し早いですが、良い年越しを。
それでは、また。