【Monthly Report】Elephant FX Original 2022年3月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original の2022年3月の運用結果をご報告します。
(1月11日から自動売買システムを開始した結果となります)

証券会社は、GEM FOREXの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 100,000円 (+ボーナスクレジット100,000円)
設定 SF01 USD JPY Long & Short 0.05lots
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 66,208円(237,664円)
内訳 SF01/Long & Short 2,935円(12,366円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 5,747円(12,901円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 25,838円(23,730円)
内訳 SF02 EURUSD/Short 31,688円(188,667円)
月利          66.2% ( 237.6%) 
取引回数         192回 ( 207回)
勝敗  108勝84敗 (126勝81敗)
勝率            56.2% ( 66.3%)
プロフィットファクター 1.32 (1.98 )
リスク・リワード 0.90:1.00
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPYLong  SF02 USD/JPYShort  SF02 EUR/USDShort
1 10 3 6
2 8 3 6
3 2   3
4 1 3 2
5     2
6   3 4
7   2  
8      
9      
10      
11   2  

市況概況

3月の世界の株式市場は、ロシア・ウクライナ情勢が悪化しインフレへの警戒感などから、月の前半は下落基調になりました。年初から調整が続いている株価は、停戦協議への進展を期待する報道などを手がかりに、月の後半は一旦底値を付けて反発をしています。しかし、月末にかけては戦況の悪化や期末、年度末のポジション調整などから一進一退の展開で終えました。
なお、欧米などでのロシア産原油の禁輸の動きを受け、原油価格が高騰する中、WTI原油先物価格は8日に1バレル=123米ドル台で引けました。また、米長期金利の上昇などを背景に円安が進行し、28日に一時1米ドル=125円台と2015年8月以来の水準となりました。

為替市場は、ドル円が急騰し、125.11の高値をつけました。日銀が指値オペを実施したことで日米の金利差が拡大するとの見方から円が売られる展開になりました。
125円台は実に2015年8月以来で約6年半ぶりの高値到達です。

ドル円

3月の高値は、3月28日の125.11、安値は3月4日の114.65で10円46銭の間で推移しました。

3月1ヶ月で約10円上昇する大相場になりました。
FOMCで金融正常化に向けてゼロ金利政策を終了させたことで日米の金利差拡大から円が売られ、追い討ちをかけるように指値オペ(金利が0.25%以上になる場合、日銀が無制限で国債を購入すること)で125円まで到達しています
その後は、調整も入り122円台で推移しています。

ドル円週足チャート

・2021年から上昇トレンドが継続
・今後も円安傾向

ユロドル

3月の高値は、3月1日の1.1233、安値は3月7日の1.0806で1ヶ月の値幅は427ポイントでした。

月初に1.0806に到達して月通しの安値になりました。その後は反転上昇し、1.1100前後で揉み合い大引けとなりました。
FOMC後に買われたドルですが、安値を更新することはできず、反対にユーロがインフレ懸念などから早期利上げへとスタンスを変更させたことでユーロ買いに繋がり上昇しました。

ユロドル週足チャート

・2008年をピークに下落トレンド
・年初来安値を更新

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

ドル円のショート(推奨外)が125円まで上昇した際に焼かれました。
SF02のドル円を推奨設定のOnly Longにしてる方は特に問題なかったと思います。

ドル円は、今後も円安方向に進むことが想定されますので、Only Longを推奨します。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から46ヶ月経過しました。
高値到達後は、揉み合いが続いています。
急騰した分の調整もまだあるかもしれませんので、引き続き、ロットを低めに設定して運用しましょう。

まとめ

3月の運用結果をまとめると、
・FOMCで利上げ決定、米国のゼロ金利終了
・ドル円は1ヶ月で10円の急騰、2015年8月以来の125円台到達
・ユロドルは、安値を更新した後は上昇して1.1100前後で推移
・ロシア侵攻から約1ヶ月で停戦協議に進展が見られない

という結果でした。
3月は、フォワードで検証しているSF02ドル円ショートが全損しました。
推奨設定ではなかったので、影響がなかったと思いますが、今回のように急激に逆行した場合はこのようなことが起きます。

「日本は円安の方が景気が良い」と仰る方がいますが、恐らく輸出企業の業績が良くなって株価や所得が増えるという実感をされているからなのかもしれません。ミクロの視点ではそうなのかもしれませんが、通貨の評価は下がっているので、実感として増えているように見えてもマクロで見たら相対的に減っていることの方が多いと思います。

自身にとって、日本にとってこの円安の流れがどのように作用するのかを考える時間が必要だと感じます。

それでは、また。