【Monthly Report】Elephant FX Original 2023年2月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original の2023年2月の運用結果をご報告します。

証券会社は、GEM FOREXの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 300,000円
設定 SF01 USD JPY Long & Short 0.05lots
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 292,985円(▲256,652円)
内訳 SF01/Long & Short 7,553円(▲1,050円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 78,444円(10,425円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 46,774円(30,004円)
内訳 SF02 EURUSD/Short 160,214円(▲296,031円)
月利       97.6% (▲85.5%) 
取引回数         262回 (245回)
勝敗 171勝91敗 ( 171勝74敗 )
勝率            65.2% ( 69.8%)
プロフィットファクター 2.63 (0.19 )
リスク・リワード 1.40:1.00
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPYLong  SF02 USD/JPYShort  SF02 EUR/USDShort
1 18 12 17
2 5 8 3
3 7 4 5
4 3 1  
5 3 3 1
6 1 3 1
7   1 1
8   1  
9      
10 1    
11     1

市況概況

2月の世界の株式市場では、欧米で利上げが近く停止されるとの観測などから、初旬に株価は上昇傾向となりました。しかし、その後は、米国において、市場予想を上回る物価上昇や景気の堅調さを示す経済指標が相次いだほか、FRB(連邦準備制度理事会)高官らの利上げペース再加速を示唆する発言などを受けて、利上げ継続観測が拡がり、長期金利が大きく上昇しました。こうした流れを受けて、世界の株価は下落に転じ、月間では前月末比でマイナスとなりました。

ドル円

2023年、2月の高値は、2月28日の136.92、安値は2月2日の128.08で8円84銭の間で推移しました。

1ヶ月を通して円安基調が継続しました。
128円前半から月末には136円に乗せて大幅上昇となりました。

ドル円週足チャート

・22年10月からの下落トレンドの勢いが弱まる

ユロドル

2月の高値は、2月2日の1.1033、安値は2月27日の1.0532で1ヶ月の値幅は501ポイントでした。

昨年10月からドル安基調だった流れが2月の雇用統計以降にドル高に転換し月初の高値から約200pips下げて月末を迎えました。

ユロドル週足チャート

・長期の下落トレンド終了の可能性あり
・1.10中盤が上値抵抗線

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から58ヶ月経過しました。
先月、全損して資産を減らしてしまいましたが、今月はそれを挽回する動きになりました。

ドル円、ボラティリティが高く上下に動いてくるのでエントリー回数も多く高パフォーマンスで着地しています。

まとめ

2月の運用結果をまとめると、
・ドル円、ユロドル共にドル高、円安にトレンド転換
・先月全損したものを回収する結果
・依然としてボラが高く高回転でEAが稼働

という結果でした。





1月は株高、ドル安円高に動きましたが、良好な経済、強い雇用の結果を受けてタカ派な発言が増えて2月は株安、ドル高円安に動きました。
為替は昨年10月からドル安基調だったものが調整されています。

インフレ鈍化が進まない場合、利上げの長期化で株価にとっては重しになってきます。
現在、市場は楽観的な見方が多く加熱気味なので、3月の雇用統計、CPIなどの結果を受けて22日に行われるFOMCでどのような結果になるのか注目されます。

一方、日本は黒田日銀総裁が最後の決定会合となり、植田新総裁にバトンタッチされます。
ドラスティックに変えてくることはしてこないと思いますが、海外からYCC撤廃などの圧力はあるはずなので、どこかで政策転換をしてくることは考えられます。

緩和をどこまで維持するのか、黒田路線からの脱却はあるのかに注目して相場を見ていきましょう。

これだけ材料が多いと非常にエントリー回数が増えます。
ロットを下げていても十分利益を狙えますので、推奨以下に設定して運用していきましょう。

それでは、また。