【Monthly Report】Elephant FX Original 2021年9月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original の2021年9月の運用結果をご報告します。

証券会社は、GEM FOREXの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 100,000円 (+ボーナスクレジット100,000円)
設定 SF01 USD JPY Long & Short 0.05lots
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 -100,000円(48,306円)
内訳 SF01/Long & Short 0円(7,878円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 0円(17,410円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 0円(16,137円)
内訳 SF02 EURUSD/Short 0円( 6,881円)
月利          -100% ( 48.3%) 
取引回数             136回 ( 126回)
勝敗  83勝53敗 ( 82勝44敗)
勝率            61.02% (65.07%)
プロフィットファクター 0.15( 2.66 )
リスク・リワード 0.05:1.00
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPY SF02 USD/JPY SF02 EUR/USD
Long  Short  Short
1 4 4 11
2 4 2 5
3 4 3 1
4 1 1
5 1 3
6
7
8
9
10
11 1

市況概況

9月の世界の株式市場は、月初に米S&P500種指数が史上最高値を更新したものの、その後は、新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大に伴なう景気鈍化懸念などを背景に、米国を中心に下落に転じました。日本では、菅首相の自民党総裁選への不出馬表明を受けて、新政権への期待などから中旬にかけて、株価が大きく上昇し、日経平均株価、TOPIX(東証株価指数)ともに31年ぶりの高値を付 けました。しかし、月末にかけては、中国の不動産開発大手を巡る懸念や米長期金利の上昇などを受 けて世界的に株価は下落基調となりました。

注目されていたFOMCでは、11月にテーパリングを開始する可能性が高まり、利上げも23年に開始される可能性が示唆されました。
これまでの異次元緩和の影響がインフレや雇用に出ています。正常化に向けて各国の出口戦略に注意をしていきましょう。

ドル円

9月の高値は、9月30日の112.08、安値は9月15日の109.11で2円97銭の間で推移しました。

FOMC後に上昇して109円前半から一気に112円に乗せました。
これまでレンジが続いていましたがブレイクして上への勢いが出ています。

ドル円週足チャート


・2021年の年初来高値を更新
・レンジを向けて上昇、年末に向けて円安方向に動くか注目

ユロドル

9月の高値は、9月3日の1.1909、安値は9月日の1.1562で1ヶ月の値幅は347ポイントでした。

こちらもFOMC後にドル買いが強まり、年初来安値を更新して下げています。
レンジ相場の期間が長かった分、抜けたときに勢いが強いのも相場の常です。

ユロドル週足チャート

・2008年をピークに下落トレンド
・年初来安値を更新

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

FOMC後に再開し、ドル円のSF02をLong & Shortにしていた場合、ショートポジションを積み上げて全損しています。
109円前半から112.08まで約3円の上昇をほぼ調整なしで進みましたので、耐えられる値幅ではありませんでした。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から41ヶ月経過しました。
推奨以外の設定ではあるものの、全損を喰らってしまいました。

まとめ

9月の運用結果をまとめると、
・FOMC後にドル高円安に急激に動いた
・SF02ドル円をLong & Shortに設定していた場合、ショートポジションが積み上がり全損
・全体的にボラティリティが高く、不安定な相場環境
・ドル円、ユロドルともにレンジブレイクし、新しい展開に入りつつある

という結果でした。
9月が終わりました。
FOMCでは、11月のテーパリング開始について言及されました。
コロナから正常に戻す出口の入り口です。
慎重に進めていくことにならうかと思いますが、それでも様々な思惑や仕掛けから不安定な状況になる場面が出てくるとみています。

ドル円のショートが焼かれました。
多くの方は、SF02ドル円を推奨どおりオンリーロングに設定して、問題なかったことかと思いますが、ロング&ショートの方は、設定を低めにしてたか、途中逃げられなかった場合、このレポート同様の結果になってしまったでしょう。

引き続き、不安定な相場環境が続きますので、ロット設定は推奨より低く、ドル円はオンリーロング、ユロドルはオンリーショートに設定するようお願いします。

それでは、また。