【Monthly Report】Elephant FX Original 2024年8月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original 2024年8月の運用結果をご報告します。

FX会社は、BIgbossの口座です。他の証券会社で運用した場合は、結果が異なります。
上記の点をお含みおきいただき、運用結果をご確認ください。
運用資金 300,000円
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 397,565円(▲234,984円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 38,865円(40,144円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 30,318円(5,166円)
内訳 SF02 EURUSD/Short 328,382円(▲275,128円)
月利      132.5% (▲ 91.7%) 
取引回数        281回(145回)
勝敗 184勝97敗(97勝48敗)
勝率            65.4% (33.1%)
プロフィットファクター 2.38 (0.31)
リスク・リワード 1.35:1.0
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPYLong  SF02 USD/JPYShort  SF02 EUR/USDShort
1 31 21 10
2 11 19 4
3 11 5  
4 1 3  
5 1 1  
6     1
7 1 2  
8 1   1
9      
10      
11     2

市況概況

8月初め、世界の株式市場は米国の経済指標が軟調だったことから景気後退への懸念が強まり、大幅な下落を見せました。しかし、その後、景気後退の懸念が過度であるとの見解が広がり、株価は反発しました。さらに、7月の米消費者物価指数が2021年以来の低い伸びとなったことを受け、中旬には株価が月初の水準まで回復しました。下旬には、ジャクソンホールでの講演で米FRBのパウエル議長が9月の利下げの可能性を示唆したことから、株式市場はさらに上昇し、ニューヨーク・ダウ工業株30種は最高値を更新しました。

一方、日本株式市場では、米国経済の先行き不安や円高の進行を背景に、5日に大幅に続落しました。日経平均株価は前日比▲12.4%を記録し、これは1987年10月のブラックマンデー翌日に記録した▲14.9%に次ぐ、歴史的な下落率となりました。リスク回避の動きが広がる中で、10年国債の利回りは0.750%と、4月初旬以来の低水準に低下しました。また、韓国や台湾の株式市場でも主要株価指数が8%を超える下落を見せ、アジア全体の株式市場も軟調な展開となりました。

ドル円

ドル円:
2024年8月のドル円相場は以下の範囲で推移しました:

高値:8月1日の150.89円
安値:8月5日の141.68円
月間の変動幅は9円21銭でした。

5日、外国為替市場で円高が進み、日本時間の15時過ぎに一時、1米ドル=141円68銭前後と、1月上旬以来の円高・米ドル安水準となった。

ドル円週足チャート

161円の高値から一時141円台まで急落

ユロドル

2024年8月のユーロドル相場は以下の範囲で変動しました:

高値:8月26日の1.1201ドル
安値:8月1日の1.0777ドル
1ヶ月の値幅は424ポイント(0.0238ドル)でした。

ドルの全面安が進んだ影響を受け、ユーロドルは2023年7月以来となる1.12台に到達しました。この動きは、米国の経済指標や金融政策の見通しがドル安を加速させた結果であり、ユーロが相対的に強含む展開が続きました。

ユロドル週足チャート

・レンジ相場継続

トレードの振り返り

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から76ヶ月経過しました。

ボラタイルな相場環境でエントリー回数も多く、ハイパフォーマンスで終えました。

まとめ

8月の相場は、7月からの下落トレンドを引き継ぎ、さらなる調整局面を迎えました。日経平均株価は4,600円超の大幅下落を記録し、歴史的な暴落となりました。先物市場では5,000円を超える急落により、サーキットブレイカーが発動する事態に発展。市場はリスクオフの流れに飲み込まれました。

この急激な調整は、アメリカの経済指標、特に雇用データの悪化が引き金となりましたが、市場が過剰に反応した側面も無視できません。過熱していた相場に冷水を浴びせるような動きだったと言えるでしょう。

注目すべきは、月末のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が9月の利下げに言及した点です。日本では利上げが実施され、日米金利差の縮小が進む見込みです。これにより、長期にわたる円安トレンドに変化の兆しが見えてくるかもしれません。今後の焦点は、ドル円がどのタイミングで141.6円の前回安値を試すかという点に移るでしょう。

9月に入り、米大統領選挙がいよいよ本格化。結果次第で、アメリカ経済がリセッションに突入し、ハードランディングのシナリオが現実味を帯びてくる可能性があります。最悪のケースでは、インデックスが半年で10%以上の下落に直面するリスクも否定できません。市場の波乱を想定しつつ、慎重な対応が求められる局面です。

それでは、また。