【Monthly Report】Elephant FX Original 2025年6月
Elephant FX Original マンスリーレポートです。
サマリ
Elephant FX Original 2025年6月の運用結果をご報告します。
運用資金 | 300,000円 |
設定 SF02 USD JPY | Long & Short 0.01lots |
設定 SF02 EUR USD | Only Short 0.01lots |
月間利益 | 215,913円(238,423円) |
内訳 SF02 USDJPY/Long | 72,007円(47,529円) |
内訳 SF02 USDJPY/Short | 26,494円(50,539円) |
内訳 SF02 EURUSD/Short | 117,412円(140,355円) |
月利 | 71.9% (79.4%) |
取引回数 | 258回(337回) |
勝敗 | 174勝84敗(218勝119敗) |
勝率 | 67.4% (64.6%) |
プロフィットファクター | 2.54(2.52) |
リスク・リワード | 1.27:1 |
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています
ポジション数別の決済回数
段数/方向 | SF02 USD/JPY Long
|
SF02 USD/JPY Short
|
SF02 EUR/USD Short
|
1 | 15 | 22 | 31 |
2 | 4 | 8 | 7 |
3 | 6 | 3 | 4 |
4 | 4 | 2 | |
5 | 3 | 2 | 1 |
6 | 3 | 1 | |
7 | 1 | ||
8 | 1 | ||
9 | |||
10 | 1 | 1 | |
11 |
市況概況
2024年6月の世界株式市場は、月初に米中貿易協議の進展期待が広がり、上昇基調でスタートしました。中旬にかけては、AI(人工知能)関連需要に対する楽観的な見方が一段と強まり、株価の上昇に弾みがつきました。
しかし、その後はイスラエルとイランの対立激化懸念が市場の重しとなり、一時的に上値の重い展開となりました。それでも月下旬には、両国間の停戦合意や、FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ観測の高まり、さらには米国の通商政策への楽観的な見方などが追い風となり、再び力強い上昇に転じました。結果として、主要株価指数は過去最高値を更新し、6月末を迎えました。
特に注目すべきは、ドイツのDAX指数、イギリスのFTSE100、そして米国のS&P500、ナスダック総合指数といった主要指数が軒並み最高値を更新したことです。
米国の主要インデックスの月間騰落率は以下の通りです。
ダウ工業株30種平均:約+2.8%
S&P500:約+4.8%
ナスダック総合指数: 約+6.7%
(上記騰落率は、6月におけるおおよその月間上昇率を示しています。情報源により若干の差異がある場合があります。)
しかし、その後はイスラエルとイランの対立激化懸念が市場の重しとなり、一時的に上値の重い展開となりました。それでも月下旬には、両国間の停戦合意や、FRB(米連邦準備制度理事会)による利下げ観測の高まり、さらには米国の通商政策への楽観的な見方などが追い風となり、再び力強い上昇に転じました。結果として、主要株価指数は過去最高値を更新し、6月末を迎えました。
特に注目すべきは、ドイツのDAX指数、イギリスのFTSE100、そして米国のS&P500、ナスダック総合指数といった主要指数が軒並み最高値を更新したことです。
米国の主要インデックスの月間騰落率は以下の通りです。
ダウ工業株30種平均:約+2.8%
S&P500:約+4.8%
ナスダック総合指数: 約+6.7%
(上記騰落率は、6月におけるおおよその月間上昇率を示しています。情報源により若干の差異がある場合があります。)
ドル円
ドル円:
2025年6月のドル円相場は以下の範囲で推移しました:
高値:6月23日の148.03円
安値:6月3日の142.37円
月間の変動幅は5円66銭でした。
6月のドル円は、複数の相反する要因に翻弄されました。月初には、中東情勢の悪化が投資家のリスク回避姿勢を強め、有事のドル買いと円買いが交錯する中で、一時的に円の対米ドルレートが円安に振れる場面が見られました。しかし、その後は、米国の財政赤字拡大懸念が意識され始めたことに加え、発表される弱い経済データがFRBの利下げ期待を加速させ、ドル売りの動きが強まりました。これにより、円は対ドルで優位に立ち、円高方向へと転換しました。月間を通じて、これらの要因が綱引き状態となり、結果としてドル円レートはほぼ横ばいでの推移となりました。
2025年6月のドル円相場は以下の範囲で推移しました:
高値:6月23日の148.03円
安値:6月3日の142.37円
月間の変動幅は5円66銭でした。
6月のドル円は、複数の相反する要因に翻弄されました。月初には、中東情勢の悪化が投資家のリスク回避姿勢を強め、有事のドル買いと円買いが交錯する中で、一時的に円の対米ドルレートが円安に振れる場面が見られました。しかし、その後は、米国の財政赤字拡大懸念が意識され始めたことに加え、発表される弱い経済データがFRBの利下げ期待を加速させ、ドル売りの動きが強まりました。これにより、円は対ドルで優位に立ち、円高方向へと転換しました。月間を通じて、これらの要因が綱引き状態となり、結果としてドル円レートはほぼ横ばいでの推移となりました。
ユーロドル
2025年6月のユーロドル相場は以下の範囲で変動しました:
高値:6月30日の1.1788ドル
安値:6月2日の1.1347
1ヶ月の値幅は441ポント(0.0441ドル)でした。
6月のユーロは、主要通貨全般に対して顕著な強さを見せ、特に米ドルと円に対してユーロ高で推移しました。この動きの背景には、EUとドイツが国防費の拡大に舵を切ったことが大きく影響しています。大規模な財政支出の拡大は、欧州全体の経済成長率を高めるという期待を生み、ユーロ圏への投資妙味が高まりました。
また、ユーロ圏のインフレ率は安定しているものの、この財政支出拡大への期待からドイツの10年国債金利が上昇しました。一方で、米国の長期金利は弱い経済データに反応して低下したため、ユーロと米ドルの金利差がユーロにとって有利に働き、対米ドルでユーロが上昇しました。さらに、米ドル資産からユーロ資産など他通貨資産への資金移動も活発に発生していたようです。日本においては、日銀の利上げ観測が後退したこともあり、相対的にユーロの魅力が増し、円に対してもユーロ高となりました。
高値:6月30日の1.1788ドル
安値:6月2日の1.1347
1ヶ月の値幅は441ポント(0.0441ドル)でした。
6月のユーロは、主要通貨全般に対して顕著な強さを見せ、特に米ドルと円に対してユーロ高で推移しました。この動きの背景には、EUとドイツが国防費の拡大に舵を切ったことが大きく影響しています。大規模な財政支出の拡大は、欧州全体の経済成長率を高めるという期待を生み、ユーロ圏への投資妙味が高まりました。
また、ユーロ圏のインフレ率は安定しているものの、この財政支出拡大への期待からドイツの10年国債金利が上昇しました。一方で、米国の長期金利は弱い経済データに反応して低下したため、ユーロと米ドルの金利差がユーロにとって有利に働き、対米ドルでユーロが上昇しました。さらに、米ドル資産からユーロ資産など他通貨資産への資金移動も活発に発生していたようです。日本においては、日銀の利上げ観測が後退したこともあり、相対的にユーロの魅力が増し、円に対してもユーロ高となりました。
トレードの振り返り
上記のような市況の中、ElephantFXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。
※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。
推移
次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。
月次収支
資金の推移
実運用開始から86カ月経過しました。
まとめ
6月は、市場にとって大きな安堵をもたらす月となりましたね。イランとの停戦合意という明るいニュースがあり、地政学リスクが落ち着いたことから、株価は大きく上昇しました。特に、4月の暴落で失った水準をほぼ取り戻し、力強い回復を見せてくれたのは喜ばしい限りです。
ただ、個人的にはこの戻りのペースが少し早いように感じています。市場が過熱しすぎると、その後のスピード調整には注意が必要です。現在の米国経済は、雇用が安定しているという明るいデータがある一方で、インフレの再燃という懸念も残っています。このため、FRB(米連邦準備制度理事会)は依然として利下げに踏み切れていない状況です。
先日のFOMC(連邦公開市場委員会)でも意見が分かれていることから、年内に2回の利下げが本当に行われるのか、この点が今後の市場を動かす大きなポイントになるでしょう。現状は、まだ「フルアクセルで投資を進める」という状況ではないと見ています。急激な市場の動きに一喜一憂せず、様子を見ながら分散投資でリスクヘッジをしていくことをお勧めします。
いよいよ本格的な夏が到来します。毎日茹だるような暑さが続きますが、どうぞ体調管理には十分お気をつけください。そして、もちろん資金管理も忘れずに、この夏を楽しく乗り切りましょう。
それでは、また来月お会いしましょう。
ただ、個人的にはこの戻りのペースが少し早いように感じています。市場が過熱しすぎると、その後のスピード調整には注意が必要です。現在の米国経済は、雇用が安定しているという明るいデータがある一方で、インフレの再燃という懸念も残っています。このため、FRB(米連邦準備制度理事会)は依然として利下げに踏み切れていない状況です。
先日のFOMC(連邦公開市場委員会)でも意見が分かれていることから、年内に2回の利下げが本当に行われるのか、この点が今後の市場を動かす大きなポイントになるでしょう。現状は、まだ「フルアクセルで投資を進める」という状況ではないと見ています。急激な市場の動きに一喜一憂せず、様子を見ながら分散投資でリスクヘッジをしていくことをお勧めします。
いよいよ本格的な夏が到来します。毎日茹だるような暑さが続きますが、どうぞ体調管理には十分お気をつけください。そして、もちろん資金管理も忘れずに、この夏を楽しく乗り切りましょう。
それでは、また来月お会いしましょう。