ELEPHANT FXについて

Elephant FX オススメの運用方法 〜単利運用のススメ〜

Elephant FXは単利運用を推奨しています。
今回は、なぜ単利運用がオススメなのかと、運用方法について解説します。

目次

目次
1)なぜ、単利運用なのか?
2)単利運用の期待値
3)利益分を資金振替する方法
4)まとめ

1)なぜ、単利運用なのか?

単利運用と複利運用の違い

なぜ、単利運用を推奨しているのかをご説明する前に、まずは単利運用と複利運用の違いをご説明します。
・単利運用とは
単利運用とは、毎月出た利益分を確保して、資金を一定額に据え置いたまま運用する手法です。

このようなイメージです。
資金10万円 月利30%の場合
期間 資金 月の利益 利益計
1ヶ月目 10万円 3万円 3万円
2ヶ月目 10万円 3万円 6万円
3ヶ月目 10万円 3万円 9万円
4ヶ月目 10万円 3万円 12万円
5ヶ月目 10万円 3万円 15万円
6ヶ月目 10万円 3万円 18万円
7ヶ月目 10万円 3万円 21万円
8ヶ月目 10万円 3万円 24万円
9ヶ月目 10万円 3万円 27万円
10ヶ月目 10万円 3万円 30万円
11ヶ月目 10万円 3万円 33万円
12ヶ月目 10万円 3万円 36万円
単利運用の場合、毎月3万円ずつの利益で年間36万円の利益ができます。
では、複利運用の場合もみてみましょう。

・複利運用とは
複利運用とは、毎月出た利益分を資金に加えて、運用していく手法です。

このようなイメージになります。
資金と月利は同じ10万円 月利30%
期間 資金 月の利益 利益計
1ヶ月目 10万円 3万円
2ヶ月目 13万円 3.9万円 3万円
3ヶ月目 16.9万円 5.07万円 6.9万円
4ヶ月目 21.97万円 6.59万円 11.97万円
5ヶ月目 28.56万円 8.56万円 18.56万円
6ヶ月目 37.12万円 11.13万円 27.12万円
7ヶ月目 48.26万円 14.48万円 38.26万円
8ヶ月目 62.7万円 18.82万円 52.7万円
9ヶ月目 81.5万円 24.47万円 71.5万円
10ヶ月目 106万円 31.81万円 96万円
11ヶ月目 137.8万円 41.35万円 127.8万円
12ヶ月目 179.2万円 53.76万円 169.2万円
これを見て分かるように単利運用に比べて、複利運用の方が資産の拡大スピードが早いのが特長です。

複利の場合、月利30%を1年間続けると資産が約18倍になります。
複利運用は、非常に素晴らしい運用です。

アインシュタインが「複利は人類最大の発明」と評したと言われているくらい、複利のパワーは凄いものがあります。

そんなに複利が素晴らしいなら、ElephantFXも複利で運用すればよいのではないか?と皆さん思われたでしょう。
それでもElephantFXは、頑なに単利運用をオススメします。

単利運用をオススメする理由

ElephantFXが単利運用をオススメする理由は、過去のバックテストとフォワードテスト(実運用)の結果から「複利運用はリスクが高い」というのがその理由です。

それでは、その理由について具体的に説明していきます。
このElephantFXは、過去のバックテスト(このシステムを過去の相場で運用した場合の検証テスト)で何度か大きなドローダウン(損失)が検出されました。また、実運用でも2019年1月3日に発生したフラッシュ・クラッシュで大きなドローダウンを経験しています。

相場の急変は予測が難しいため、避けることができる場合とそうでない場合があります。数値にすると年に1度程度の確率で大きなドローダウンが発生する可能性があることがわかっています。
もちろん、2019年のフラッシュ・クラッシュの際は、年末年始ということもあり、事前に自動売買システムの停止をアナウンスさせていただきましたので、ほとんどのお客様が損失を回避できています。また、その他の大きなドローダウンが発生した要因もファンダメンタルズの影響で相場が急変したときに起こったことがわかっています。
可能な限りリスクを回避することは、今後もサポートしていきますが、投資に絶対はありません。

複利運用の場合、順調に資産を増やしていても一度の大きなドローダウンの発生で全ての資産をゼロにしてしまうリスクがあります。一方、単利運用であれば、仮にドローダウンを経験して資産をゼロにしてしまっても毎月の利益分は、プールされていますので資産を守ることができますし、再度投資をはじめる資産も確保できています。

以上のことから、リスクを限定して、大切な資産を守り、そして増やしていくStella FXの運用は単利運用することが一番良いという結論に至りました。

2)単利運用の期待値

それでは、実際に単利運用を行った場合、1年間でどの程度の利益が見込めるかについて解説していきたいと思います。
資金50万円、月利30%だった場合の1年間の想定利益を算出しました。
期間 資金 月の利益 損益計
1ヶ月目 50万円 15万円 15万円
2ヶ月目 50万円 15万円 30万円
3ヶ月目 50万円 15万円 45万円
4ヶ月目 50万円 15万円 60万円
5ヶ月目 50万円 15万円 75万円
6ヶ月目 50万円  ▲50万円 25万円
7ヶ月目 50万円 15万円 40万円
8ヶ月目 50万円 15万円 55万円
9ヶ月目 50万円 15万円 70万円
10ヶ月目 50万円 15万円 85万円
11ヶ月目 50万円 15万円 100万円
12ヶ月目 50万円 15万円 115万円
※シミュレーション値となりますので、利益を保証するものではありません
※相場の影響で利益率や利益額は変動します

内容をみてみましょう。
順調に5ヶ月目までは、毎月30%の利益を積み上げています。
しかし、6ヶ月目に大きなドローダウンが発生し、資金50万円を全て溶かしてしまいました。
ただし、毎月出た利益分は、出金もしくは別の口座にプールさせていたので、損失は50万円のみに限定され、手元にはその利益分75万円が残っているので、そこから50万円を入れて再スタートをします。

7ヶ月目以降は、また順調に利益を積み上げて1年を終えています。

計算すると・・・
利益は、11ヶ月 × 15万円 =165万円
損失は、1ヶ月 -50万円 =−50万円
年間の想定利益 = 115万円

年利215%が見込めます。
年に1度の大きなドローダウンを経験したとしても、この結果です。
もちろん、相場の状況次第で変動することもあるかもしれませんが、長期的な視点に立てば、この期待値に近づいてくることになります。

リスクを限定して、利益を最大化することが単利運用でも十分に可能だということがお分かりいただけたでしょうか。
常に運用資金を一定額に保ち、利益分は小まめに出金しながら、運用されることをオススメします。
単利運用について、ご理解いただけましたら、次は利益分の振替方法をご説明します。

3)利益分を資金移動する方法

資金を常に一定額に保つためには、小まめに利益分を出金または資金移動して取引口座からプール口座に移動させておく必要があります。
資金移動の方法は、2ステップで完了しますので、非常に簡単です。

詳しい手順については、それぞれの記事をご確認ください。

まとめ

単利運用とその方法について、ご理解いただけましたでしょうか。
人間、欲が出るとついついロット数や資金を増やしがちですが、資金やロットを増やす場合は、最低限投資した分を回収してから行っていただくことをオススメします。

単利運用は、非常に簡単にできますので、一定の資金で運用し、小まめに利益分を振り替えて、中長期の運用を心がけましょう。