下記数字は、証券会社や開始時期によって、若干の誤差が発生します。
雇用統計前にEAは、停止しています。
ご理解の上、ご確認ください。

先週は、米CPIの結果が予想を上回る強さだったのでインフレへの警戒感→テーパリング議論の再燃でドルが買われると思われましたが、市場の反応はその逆でした。
つくづく今の相場はわかりません。
米長期金利が低下してドル売りの展開になりましたが、週末には急激にドルが買われてユロドルは、5月14日ぶりに1.2100を割りました。

ドル円は、小動きのなか少しずつ下値を固めている印象です。
もっとも110円が重いことも明らかですので、110円を突破し更に上昇していくためには時間と材料が必要とみています。

ユロドルも1.2100を割ったものの更に勢いよく下げていくイメージはなく、1.2050~1.2250のレンジが続くとみています。

ポンド、豪ドル、NZドルもややドル高傾向にありますが、これもレンジ内の動きです。

今週は、FOMCが開催されます。コロナで異次元な金融政策を実行して、感染者が減り、ワクチン接種で多くの方が抗体を持ちはじめたので、そろそろ出口戦略が話し合われるタイミングに入っています。
事を性急に進めると株や債権、為替に大きな影響がでて、金融市場が混乱するため慎重に時間をかけて正常化に向かわせるのだと思います。パウエルFRB議長をはじめ、各国の中央銀行TOPの手腕に注目しましょう。

日本時間の6月17日（木）の早朝に米政策金利の発表とパウエルFRB議長の会見があります。サプライズな発言が出ると予想以上に大きく動く可能性があります。既に自動売買システムを停止している方は、そのままFOMCが終わるまで停止し、まだ止めていない方は、遅くとも6月16日の夕方くらいまでには止めることをオススメします。
再開は、6月17日の午後からを推奨します。

それでは、また。

元手資金10万円
実運用期間（フォワードテスト）：34month
平均の月次利益 ¥33,449
平均月利30.7%

（※）公式アナウンスでは、運用停止期間となります。検証用のアカウントでの結果です。