先週末のマーケットは…米インデックスは揃って上昇
ダウ：+1.05% 　
ナスダック：+1.07% 　
S&P500：+0.83%
-米10年債利回り 4.126
-VIX指数13.30
-S&P500が史上最高値を更新

ドル円は、148.11でスタート。東京市場では日経平均株価の上昇と併せて円安に進み148.80まで到達し年初来高値更新。欧州で一度147円台に戻されるもNYでは再度上昇して148.1で終える。
年初から約8円の上昇。明日、日銀政策決定会合と植田総裁の会見が予定されています。金融緩和終了が遠のくような発言があれば、150円を目指しさらに上昇してくる可能性ありますし、その逆の場合は円高なので注意しておきましょう。

ユーロドルは、1.0873でスタート。1.08後半で揉み合いながらややドル売りに動く。NYの引けで1.0900手前で終えています。ラガルドECB総裁が利下げについての発言をしているので、ユーロとドルのバランスは保たれています。現時点動きは緩やかですが、再度上昇チャネルに戻るようならドル売りが進む流れになってくるかもしれません。

S&P500も史上最高値を更新しました。
コロナバブル時につけた4818を上回っています。SP500ホルダーは全員が利が乗っている状態ですからさらに上昇してくることが見込まれます。
https://www.tradingview.com/x/PSUrVWxw/

株価が市場最高値を更新していき、市場全体が上昇ムードだとインフレが再燃する可能性も高まりますから、パウエルFRB議長は利下げに慎重なスタンスを維持してくるでしょう。
この理屈で言えば、日経平均が36000円を超えているのに金融緩和を続ける異常さがご理解いただけると思います。
物価は上昇しているが金利はマイナス、、、
異常なものは、時間の経過とともに修正されるのが常ですから日本株への投資は、タイミングを見極める必要がありますし、ドルで資産をみた場合、それほど増えていないという結果にもなりますから、その辺りを考えて投資していきましょう。

まずは、今日、明日の日銀政策決定会合の結果に注目しましょう。
サプライズの場合、大きく動く可能性ありますので注意が必要です。

それでは、今週も宜しくお願いします。