先週末のマーケットは…
・米主要株価指数はまちまちの展開、ダウ＋0.23%、ナスダック-0.50%、S&P500 -0.16%
・米10年債利回り2.8232、VIX指数21.15
・注目された米雇用統計は、予想を上回る結果で労働市場が堅調であることを確認

ドル円は、雇用統計の結果を受けて→米10年債利回りが急騰→日米金利差拡大→ドル円急騰という構図で135.50まで上昇しました。現在は135円前半で推移していますが、戻り高値を超えて調整の終了を示しています。夏期休暇で積極的な値動きは期待できませんが8月10日のCPIの結果次第では135円台を固めて137円中盤をトライしてくるか可能性があるので注目しましょう。

ユロドルは、ドル高に進みましたがレンジ下限で反発して1.01後半で推移しています。引き続き、どちらに抜けてくるか確認しましょう。

米国の雇用市場は堅調であることが確認できました。
ただし、この結果を受けて9月のFOMCで0.75bpsの利上げが68.0%織り込まれました。
https://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

強い引き締め→利上げ継続となりますので、株価にはアゲインストです。
一方で米株価指数は7月は強く、8月に入っても底固さを保っています。
10日に発表されるCPIの結果次第でどちらにも進む可能性があるので、それまでは様子見が必要とみています。
米国の要人たちは揃ってタカ派なコメントを出しています。
インフレ率が8％以上だと株価は急落する可能性あります。ご注意ください。