先週末のマーケットは…
・米主要株価指数は揃って大幅続落
・ダウ -1.07%
・ナスダック -1.76%
・S&P500 -1.46%
・米10年債利回り3.703
・VIX 24.80

ドル円は、136円前半からスタートし、欧州では137.00手前まで上昇するも反落し、雇用統計の結果発表直後は堅調な労働市場を確認して円安に動き再度137.00手前まで上げましたが、ここでも137.00が重く、SVB銀行の破綻のニュースで急落。137円手前から134.114まで約2.8円急落しました。最後は135円に戻して越週となりました。

ユロドルは、1.05後半からスタート。雇用統計の結果でドル安に進み1.0700まで上昇するもその後は1.06前半まで下げて終えました。1.05前半〜1.0700のレンジが続いています。

土曜の朝にポストしたとおり、雇用統計は堅調な労働市場を示す結果になりました。
3月の利上げが0.5%になることを織り込んだのか円安で反応したものの、SVB銀行破綻のヘッドラインで市場は一気にリスクオフの展開になりました。

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週末、情報を集めてまとめてみました。

・SVB銀行破綻の影響が他行にも波及するか、どうかは今のところ分からない
・SVB銀行や他の関連する銀行株が数日前から大幅安だったことを見るとこの情報は漏れていて経営陣が先に保有株を大量に売っていたのではないかと思われる
・経済データが良好なのに米10年債利回りが3.07まで下落したのは、この銀行株の大幅安が影響していた可能性あり
・来週前半は一旦上昇すると見ている、CPI後にどうなるか注目したい
・14日のCPIは5%台にインフレが低下する予想、結果発表後に米株上げも賞味期限は2日程度で反落すると予想

SVB銀行破綻の影響が出始めると相場は一気に動き始めると思います。

利上げを進めると景気が悪化する可能性がある中、FRBはインフレを抑えるために利上げを続ける必要があります。
非常に難しい舵取りになりますので、22日のFOMCも非常に注目ですし、間違いなく大きく動いてくるでしょう。

自動売買システムの稼働はCPI後に落ち着いているようなら再開しましょう。
また、その時にアナウンスします。

リーマンショックの前にリーマンの社員は皆、ショートポジションを仕込んでいたというのはウォール街で有名な話ですが、今回も銀行の破綻から総悲観の相場が始まるのでしょうか。
情報を知っているか、否かで事象を見る目が変わると思います。
皆が恐怖で震えているときにそろそろ大底かな？って余裕を持って相場を見ることができ、且つそこで出直ったところに大きくBETすることができます。

証券口座を作って準備しておきましょう。