先週末のマーケットは…
・米主要株価指数は揃って続落
・ダウ-0.85%
・ナスダック-0.97%
・S&P500 -1.11%
・米10年債利回り3.490
・VIX指数22.62
・米製造業・サービス部門PMIが予想を下回る結果 製造業46.2 サービス業44.4

ドル円は、137後半からスタートし、欧州、NYでも下落し136.65で終えました。
週末に２％の物価目標を修正することを検討する記事が出て、今朝は約80銭のGDで始まっています。
この観測記事にある通りに進むと円高圧力になりますので、下値134後半を割ってくるか注目です。
今週、日銀政策決定会合があるので、黒田さんの会見に注目が集まります。

ユロドルは、ドル買いで反応しています。1.0600を下に抜けて終えました。週足も陽線ですが、上髭をつけた形で終わっていますので、上値は1.0800で、今の水準を下回ると1.0500が次のサポートになり、そこでも止まらない場合は1.03中盤まであるとみています。

先週は大きく動きました。
CPIではインフレの鈍化が確認できたものの、株高、円高で反応、FOMCではパウエルさんのタカ派な発言で株安、ドル高、週末はその流れのまま株が続落、円高、ドル高という結果でした。
年末を控えて、市場参加者も低下することから、不安定な相場が続きそうです。

週末に共同通信から観測記事がぶち上がりました。２％の物価目標でやってきたものを柔軟な目標に修正するというものです。
4月に日銀総裁の人事もありますから、タイミングとしてはここだったのでしょう。
これを受けて円高で始まっていますが、その答え合わせは明日の日銀政策決定会合後の黒田さんの会見になります。
どのような発言が飛び出すか注目です。
https://www.47news.jp/8703431.html

PMIが予想を下回り、リセッションの懸念が高まっています。
米国の経済指標はこのところ、ほとんどの数値が予想を下回っています。リセッション入りはあとになって「あの時には既にリセッション入りしていた」と言われるものなので、既にリセッション入りしているのではないかと見ています。

今週は、週末にクリスマスも控えていますから、相場は徐々に閑散としてきます。
ほとんどの方が既に停止されていると思いますが、このまま年明けまで停止してゆっくりクリスマスと年末年始を過ごしてください。