先週末のマーケットは…
・米主要株価指数はマチマチ、ナスダックが反発
　- ダウ：-1.12%
　- ナスダック：+0.98%
　- S&P500：-0.48%
・米10年債利回り 4.879
・VIX指数20.39

ドル円は、150.37からスタート。東京市場では米10年債利回りの低下からドル売りが進み150.00に近づき、欧州に入るとさらに下げを強めて150.00を下抜け。NYで149.46まで到達。そのまま引けました。現在も150円手前前上昇しています。再度150円に乗せてくるか確認しましょう。

ユーロドルは、1.0561からスタート。東京市場では小動きだったものの、欧州で一度ドル買いに進み1.053まで下げたあと、すぐに反発して1.0596まで上昇しました。現在1.05中盤で推移しています。切り返しからのトレンドラインを割ってはいるものの、まだ前回安値1.0495を割ってませんので、このまま切り返していくのか、それとも下げに転じるのか確認しましょう。

今週は非常に多くのイベントがあります。
詳しくはこちらを。
https://x.com/goto_finance/status/1718744467853951095?s=20

まずは、今日明日の日銀政策決定会合でマイナス金利を続けるのかどうかに注目です。既に日本の消費者物価指数は3%前後で推移しており、今後も物価高になる見通しです。また、長期金利も0.88%まで上昇しているので、マイナス金利を継続する根拠がなくなりますので政策の修正をしてくることが予想されます。

また、日本時間2日早朝はFOMCです。こちらも金利据え置きが織り込まれていますが、好調な米経済を背景に利上げを進めてくる可能性があります。そうなると今の流れを逆転してくるので、株安、ドル売りになる可能性があります。

ドル円は150円を挟んで攻防しています。151.9が昨年10月の高値で、これを超えてくる場合は非常に強い動きになるでしょうから、注意しておきましょう。明日の日銀政策決定会合でマイナス金利政策の継続だった場合は円安、修正or終了する場合は円高に強く動くとみています。
明日の正午から15時30分の会見に注目しましょう。

今週末は雇用統計がありますので、今週は1週間、自動売買システムを停止してじっくりと市場の動き、各国中銀の発表をウォッチしましょう。
年末、そして来年の動きを予想する非常に重要な1週間になると思います。