先週末のマーケットは…
・米主要株価指数は揃って上昇
・ダウ+0.10%
・ナスダック+1.88%
・S&P500 +0.92%
・米10年債利回り3.850
・VIX指数22.52
・米中間選挙、上院で民主党の過半数獲得が確実
・米仮想通貨取引所大手FTXが破産申請

ドル円は、140.93でスタートし一旦反発して142.48まで上げましたが、欧州時間に入ると週末、SQの影響からかドル売りが加速し、ロスカットを巻き込んで138円後半まで円高に進み、NY時間で反発するもその後は再度下落して１３８.46で大引けになりました。今朝はGUで始まり139円後半まで戻しています。

ユロドルは、ドル売りが継続して1.03台に乗せました。8月以来の1.03台の復帰です、今朝は小さいですがGDで始まっていますが、まだ1.03台をキープしています。

ポンドドルも上昇し1.1854まで上昇しました。ポンド危機で売られた反動が大きかった分、戻しも大きく、多少の調整が入るかもしれませんが1.2200くらいまでは上昇すると見ています。

週末にチャートをじっくり確認しました。最新の私の見立てです。

ドル円は、140円を割って138台までいきました。
112円を起点としたサポートラインと7月の高値139.39の間で攻防しています。ここを下抜けすると135円、、、その下の130円まであると見ています。
ただし、12月も0.5%の利上げ、来年も0.25を2回というのが規定路線なので、利上げペースは緩むものの日米の金利差は開くので、ドルは対円に対して買われる形になります。サポートライン上で多少、今の水準より下に突っ込むことがあっても押し目買いが入り、139〜145円くらいの間でレンジ相場になるのではないかと見ています。
https://www.tradingview.com/x/okZT9LTF/

ユロドルは、大底をつけてしっかりと下値を切り上げて底打ちの形を作っています。1.0300まで上昇したので、このラインを上に抜けてくるといよいよ中期でのトレンド転換になりますから、このラインを抜けて下値を固められるか確認しましょう。
上に抜けると次は1.0600です。2021年5月から続いたドル高トレンドは、その長さと下落幅を考えると何度かこの1.0300で戻されるのではないかと見ています。ここで戻されるようなら1.00との間で多少揉み合うとみています。
https://www.tradingview.com/x/pdI4sssX/

日々、目まぐるしく変化しますので、現時点の見立てであるということをご理解ください。
相場では、最初に建てた見立てにこだわり過ぎることで大きな損失を抱えることも多いので、今回の見立ても柔軟に変更していくことを含んでいます。また、変更の際はこの欄でコメントします。

先週は大きく動きました。
ドル円、他通貨もドル売りに大きく傾いています。
ドル円のロンガーは焼き払われて退場した人も多いでしょう。
自動売買は始めて良いのかどうか、迷っている方も多いと思います。先週この欄で記載したように週明け140円割れなので、一旦ペンディングです。
今日の米国市場の結果を確認して、落ち着いているようなら明日の朝にスタートするのが良いと思います。
1日くらい早く動かしたところで変わりありませんし、リスクが高くなるだけですから、じっくりスタートの時期を待ちましょう。