昨日の米主要インデックスは揃って続落しました。

ダウ平均：41,794.60 (-0.61%)
S&P500：5,712.69 (-0.28%)
NASDAQ：18,179.98 (-0.33%)
VIX恐怖指数：21.98 (+0.46%)
米10年債利回り：4.285

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ドル円
ドル円は152.33でスタート。東京市場では大きくギャップダウン（GD）で始まり、その勢いで151.59まで下落。一旦反発して152円台に戻すも、欧州に入って再度ドル売りの流れが強まり151.53まで到達。NYでは反発し、152円台を回復して終えました。

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ユーロドル
ユーロドルは1.0874でスタート。こちらはギャップアップ（GU）で始まりました。その後も上昇し、欧州時間には1.091まで到達。NYではドル買いに転じ、1.08後半の始値付近まで戻して終えました。

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GOLD
GOLDは2730台で揉み合い。

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先週末からの流れを整理します。
米雇用統計：予想を大きく下回り、雇用の低下が懸念される
米10年債利回りは依然として4.2%後半で推移
米大統領選：トランプ優勢が続いていたものの、週末からハリス支持が増加し、近年稀に見る接戦に

これを受けて株安・ドル売りが進んでいます。

ドル円は151円台まで下落。152後半から153前半がレジスタンスとなり、徐々に上値が重くなっていたところに、米雇用統計の結果が影響して151円台にまで下落しました。週足・月足を見ると、トレンド転換の可能性もありそうです。

トランプが当選すればドル買いが進み、ドル円は上昇。ハリスが当選すればその逆が予想されます。集計の遅れや不正選挙の報道も出ているため、今夜から明日にかけてはヘッドラインに振り回される可能性があります。

さらに、FOMCも控えています。雇用統計の結果にはハリケーンの影響があったとされているものの、米経済は堅調な一方で雇用の減速が確認されています。FOMCは物価と雇用の安定を考える組織であり、パウエル議長の判断に注目が集まります。多くの市場関係者は0.25%の利下げを予想し、年末に向けて株価上昇を期待していますが、大統領選の結果が出てから投資を考えるのが無難です。

今週は今後の相場を占う重要な1週間です。さすがに全ての方が自動売買システムを停止していると思いますので、大統領選の結果をじっくり観察し、年末や来年に向けた計画を立てていきましょう。

それでは、今週もよろしくお願いします。