昨夜の米国主要インデックスは揃って上昇
ダウ：+0.46% 　
ナスダック：+1.10% 　
S&P500：+1.03%
-米10年債利回り 4.491
-VIX指数 13.45
https://jp.tradingview.com/watchlists/16022415/

ドル円は先週160.23まで上昇。その後154.52まで下げ158円手前まで戻す、次は151.85まで下げ、現在153.00ラインで揉み合っています。
160円をつけたあと、断続的に介入が入ったと見られていますが、介入実績は翌月末なので、それまでは介入だったはわかりません。
GWで薄商いのところを投機筋も狙っていたでしょうから、数円の幅を上下に激しく動く結果になりました。
152円はこれまでのレジサポが集中しているラインですから、ここを下に抜けるようだと146円まであるとみています。
152ラインを抜けなければ、152〜155円で少し停滞するのではないでしょうか。
今週の動きに注目しましょう。
https://www.tradingview.com/x/oi3PH93d/

ユーロドルは、先週1.0649まで下落したあと、反発して上昇。一時1.0818まで到達。現在1.07中盤で推移しています。
チャート的には1.0700をキープできるなら上昇、これを下に抜けるようなら1.06前半まで落ちるでしょう。
ユーロ経済の状況が芳しくないようですから、ユーロの利下げについても注目しておきましょう。
https://www.tradingview.com/x/KWq1iYIB/

GOLDは少し落ち着きを取り戻してきています。2270〜2350の間で推移しています。
新値更新後に一旦利確が入っているのか、高値到達で下げていますが、再度買われる可能性もあるので、このレンジをどちらに抜けるのか確認しましょう。
https://www.tradingview.com/x/tzWfK7WI/

日銀政策会合、FOMC、雇用統計と大きなイベント、経済指標の発表が終わりました。
ドル円は、160円に到達後、激しい値動きになっています。
FX会社の人らに話を聞くと、このラリーで多くのトレーダーが負けて退場しているとのことです。
SNSでもそのような投稿が多く、素人が手を出して勝てる相場ではなかったことがわかります。
160円に到達するまでにショート勢が焼かれ、160からショートしている弾を今度はロングで焼き払って、往復ビンタ完成です。
ポジションが見えている機関投資家にはイージーゲームだったのでしょう。
これでFXは怖いってコメントがSNSに溢れていますが、この相場にエントリーするってことは、スラム街に宝があるからといって、裸で取りに行くようなものです。

相場に話を戻すと、、、アメリカの景気は堅調ですが、雇用統計の結果や経済指標の結果は予想を下回っています。
パウエルさんはインフレが下げきれず、やや再燃しかけていることを受け止めながらも金利をコントロールすることには慎重なスタンスでした。
企業業績も好調なことから株価は上昇しています。
バフェットさん率いるバークシャー社はアップル株を売却してキャッシュポジションを増やしているとの報道がでていますが、
バークシャー社はコロナ前から相場平均をアンダーパフォームしてますから気にしなくて良いでしょう。
過大評価されている株価は利確されて値を下げる場面がでて、その影響で相場全体が一旦下げることもあるでしょうから、
そのときに優良銘柄を物色しておくのはよいかもしれません。

自動売買システムは、今日の東京市場の動向をみてから再開しましょう。
焦ってスタートする必要はありません。
不安な方は、今夜のNY市場が終わるまで待って、明日以降に再開することをお勧めします。

それでは、今週も宜しくお願いします。