先週末の米主要インデックスは上昇しました。

• ダウ平均：42,352.75 (+0.81%)
• S&P500：5,751.07 (+0.90%)
• NASDAQ：18,137.85 (+1.22%)
• VIX恐怖指数：19.21 (-6.25%)
• 米10年債利回り：3.969
https://jp.tradingview.com/watchlists/16022415/

米雇用統計の結果は予想を大きく上回る良好な内容

• 非農業部門雇用者数
結果：+25.4万人
予想：+14.0万人
前回：+14.2万人
• 失業率
結果：4.1%
予想：4.2%
前回：4.2%
• 平均時給（前月比）
結果：+0.4%
予想：+0.3%
前回：+0.4%
• 平均時給（前年比）
結果：+4.0%
予想：+3.8%
前回：+3.8%

ドル円
ドル円は146.82でスタート。東京市場では様子見ムードで上値が重く、145.9まで下落。欧州市場に入ると反発し、146円中盤まで戻しました。雇用統計の結果を受けてドル円は急騰し、149.00手前まで到達。NY市場でも高値を維持し、148.70で終了しました。8月急落後の戻り高値である149.4が次のターゲットです。ここを突破すると、本格的な上昇トレンドに入り、150円を回復するでしょう。
https://www.tradingview.com/x/Kz507bGj/

ユーロドル
ユーロドルは1.1031でスタート。東京・欧州市場では雇用統計を控えて様子見ムードで小動きでしたが、発表後はドル買いが進み1.0958まで下落。その後も1.09後半で推移して終了しました。1.0900のサポートを抜けると1.08中盤まで下落の可能性があります。
https://www.tradingview.com/x/Kz507bGj/

GOLD
GOLDは引き続き2640〜2680の高値圏でもみ合っています。
https://www.tradingview.com/x/VuT6xlo0/

総括
雇用統計は非常に強い結果で、非農業部門雇用者数は予想より11万人以上多い結果となりました。ただ、俄かに信じがたく、雇用統計の結果は後で修正されることもよくあるので、今回もそれではないかと思っています。相場が茶番のように感じられてきましたね。

ドル円は149円ラインで攻防しています。150円、さらには151.9円が視野に入りますが、急落の可能性もあるため、自動売買は低ロットで運用しましょう。

メジャーリーグのポストシーズンが始まり、早速、大谷が存在感を示しています。今日はパドレスの先発がダルビッシュなので、日本人対決を楽しみましょう。

大谷翔平のバッティングに関する解説をよく見聞きしますが、どれも的外れだと感じます。彼のスイングを語る上で重要なのはバットの性能です。今、メジャーでは軽くて硬いバットを使っています。軽いためスイングスピードが速く、変化球への対応力が上がり、硬いのでしならずにぶつけて打つイメージだそうです。

これはゴルフでも同じことが起きており、PGAの選手はほとんど軽くて硬いシャフトを使い、しならせずに叩いています。日本人はまだ先がしなるシャフトが主流ですが、世界のトレンドは逆です。この違いがなぜ生まれるのか。理由の一つは、古い理論で生計を立てている指導者たちが多いからだと思います。日本が変わるには、この部分がとても重要です。話すと長くなるので、またの機会にしますね。

それでは、自動売買システムは東京市場が落ち着いていることを確認してからスタートしましょう。今週もよろしくお願いします。