【Monthly Report】Elephant FX Original 2025年5月

Elephant FX Original マンスリーレポートです。

目次

サマリ

Elephant FX Original 2025年5月の運用結果をご報告します。
運用資金 300,000円
設定 SF02 USD JPY Long & Short 0.01lots
設定 SF02 EUR USD Only Short 0.01lots
月間利益 238,423円(▲138,049円)
内訳 SF02 USDJPY/Long 47,529円(79,041円)
内訳 SF02 USDJPY/Short 50,539円(39,333円)
内訳 SF02 EURUSD/Short 140,355円(▲256,423円)
月利      79.4% (▲46.0%) 
取引回数        337回(327回)
勝敗 218勝119敗(208勝119敗)
勝率            64.6% (63.6%)
プロフィットファクター 2.52(0.67)
リスク・リワード 1.07:1
※()内は、前月の数値
※プロフィットファクター=総利益 ÷ 総損失
※リスク・リワード=平均利益:平均損失
※スワップポイントを含んだ数値
※自動売買システムの設定内容によって若干の誤差が発生します
※利益を保証するものではありません
※経済指標の発表時やボラティリティが高くなることが予想されているときは停止しています

ポジション数別の決済回数

段数/方向 SF02 USD/JPY
Long 
SF02 USD/JPY
Short 
SF02 EUR/USD
Short
1 34 21 29
2 14 6 4
3 10 3 6
4 2 2 4
5 6 1  
6 1   3
7 2   1
8     1
9   2  
10     1
11      

市況概況

5月の世界株式市場は、米中関係の改善と政策対応の動きが好感され、全体として上昇基調となりました。

月初は、米中貿易摩擦の緩和期待が市場心理を支え、株価は堅調に推移しました。中旬には、米中両国が相互関税を115ポイント引き下げることで合意したことが伝わり、株式市場はさらに上昇。米中の対立が長期化するとの懸念が後退し、リスクオンの動きが広がりました。

一方で、米長期金利の上昇が一時的に重しとなり、調整局面も見られましたが、月末にかけては米国がEUへの50%関税措置を延期すると発表したことで再び安心感が広がり、株価は再び持ち直しました。

結果として、5月の株式市場は2023年11月以来の大幅上昇となり、市場全体としてはポジティブな月だったと言えます。

ドル円

ドル円:
2025年5月のドル円相場は以下の範囲で推移しました:

高値:5月12日の148.65円
安値:5月27日の142.11円
月間の変動幅は6円54銭でした。

関税交渉の進展やドル買いの材料により、上下差は約5円8銭と、5月の中では比較的大きめの動きでした。

市場では、米中・米EU間の関税問題の行方を見定める動きが為替にも影響し、ドル円は上下に揺れつつも、月後半には再びドル買い傾向となりました。

ドル円週足チャート

139.5〜150.0の内で推移

ユーロドル

2025年5月のユーロドル相場は以下の範囲で変動しました:

高値:5月26日の1.1418ドル
安値:5月12日の1.1065ドル
1ヶ月の値幅は353ポイント(0.0353ドル)でした。

こちらも、米EU関税延期による市場の安心感や、ユーロ圏の経済見通しが支えとして働き、月後半にかけて緩やかに戻して終わる展開となりました。

ユロドル週足チャート

底を売ってドル安方向に上昇中

トレードの振り返り

上記のような市況の中、Elephant FXはどのようなトレードをしたのかを振り返ります。

※推奨設定はSF02 USD/JPYは、Only Longです。

推移

次は月次の推移と資金の推移を見ていきましょう。

月次収支

資金の推移

実運用開始から85カ月経過しました。

まとめ

5月の相場は、久しぶりに前向きなムードが広がる展開となりました。米中が関税を引き下げることで合意したことに加え、米国がEUへの関税発動を延期したことで、世界経済への過度な警戒感がいったん和らぎました。

株式市場は、こうした材料を好感して大きく上昇。インデックスベースでは、2023年11月以来となる力強い反発となり、投資家心理にも落ち着きが戻った印象です。

為替相場でも、米中・米欧間の関係改善が材料視され、ドル円は上下に振れつつも月後半にはややドル買いが優勢に。ユーロドルも安値からじわじわと戻し、1.14ドル台まで回復する場面が見られました。

今後は、依然として不安定な金利動向や米国の政策リスク、そして秋に向けた大統領選を巡る不透明感が相場に影を落とす局面も想定されますが、5月は一つの「安心材料」としてポジティブな節目になったと言えるでしょう。

焦らず、浮かれず、今は丁寧な運用と準備を重ねていく時期です。システム運用も淡々と、ルールを守りながら地道に続けていきましょう。